チャネリング 社会情勢

日本を挟んだ米中のせめぎあい ②米中経済戦争(2022年10/24)

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①で米国が中国に対して攻勢をかけており、そのために円安を誘導していることを述べました。

その円安には、日本に対する米国の「米国に付くか中国に付くかをはっきりさせよ。もし中国に付くならば、経済を叩き潰してやるぞ。」という意思表示が含まれていることを述べました。

しかし現在の日本は、中国とべったりと相互依存しており、特に権力者にとっては自身の社会的な地位権力と財を守るためには、中国を切るわけにはいかないことも説明しました。

このまま進むと行き着く先はどうなるのでしょうか?





【米中経済戦争】

このままの状態が続くと、行き着く先は「米中経済戦争」です。

それが極まると、米国がドルと元の交換をストップする可能性があります。

中国側のそれをかいくぐる方策は、円を大量に買い込んで「円で元をマネーロンダリングする」ことです。

円はドルと交換しやすい通貨だからです。

こういう事情から、円が下がると中国は困るのです。


もし円が健在ならば、米国の折角の「ドル元交換のストップ」の効力が無くなることになり、中国は救われます。

だから米国は、中国にダメージを与えるために円を叩き潰そうとしているのです。

米国は、こうやって中国を追い込むつもりなのです。


このことは見方を変えれば、今の米国にとっては「日本が邪魔になってきている」ともいえるのです。




【もし円も潰れて、完全にドル元の交換がストップするとどうなるのか】
そうなると中国には以下の危機が起こります。

*半導体を輸入できなくなり工場がストップする。

*ドルで買い付けてきた、米国産や周辺国の食料を輸入できなくなり、飢餓状態に陥る。


元はもともとは国際的な信頼性が低い通貨なのです。

今の元はドルと交換できるので、それが担保になって国際的に流通出来ているのです。


だから、ドル元交換が不可能になって食料が輸入できなくなり、民が飢餓の状態に陥ると必ず「暴動」が勃発します。


そうなると、国家の求心力を保つためと口減らしのために、戦争を起こさざるを得なくなります。


その矛先は、ロシア、台湾、インドに向く可能性があります。

どちらにしても、今後の米国の出方次第になります。


米中に挟まれた日本は、これからどうなってきいくのでしょうか?③日本の選択へ続ます。

いくのでしょうか?③日本の選択は?へ続ます。

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