【質問】
ロシアのプーチン大統領が、2022年9月30日に、ウクライナの4州、ルハンスク、ドネツク、ザポリッジャ、ヘルソンの併合を正式に調印しました。
さらに、この併合を邪魔される場合には、核兵器の使用も辞さない構えです。
そしてロシアでは、新たに予備兵士が動員されています。
このことは全体に何を示していて、日本に対してはどのような影響があるのでしょうか?
【答え】
ロシアの予備兵が新たに動員された理由は、ロシアの兵力が想定以上に弱ってしまったためです。
その理由は、中国から雇う手筈になっていた傭兵たちが、命惜しさに全員逃げ出してしまったからです。
中国は今まで、常に勝ち馬に乗ることで成功してきました。
今回も、ロシアとウクライナの戦争においては圧倒的にロシアが有利だと踏んで、
ロシアに対して「全面的に協力する」などの親露姿勢を保ってきました。
ロシアはその口車に乗って中国を当てにしてきたのですが、今回その思惑が大きく外れたことになりました。
中国としては、相手がウクライナなので圧倒的にロシアが有利だと踏んでいたところ、米国の最新兵器までがウクライナ側に投入されて、全く想定外の事態に陥ってしまったことになります。
中国兵は元々脆弱で、不利な時には逃げ出すのが古来よりの慣習です。
今回もそうなってしまっただけなのです。
中国側の旨味の当てが外れた、ということです。
ロシア側としては、傭兵の穴を埋めるために国民から緊急招集するしかなくなってしまいました。
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今回、ロシアが4州を取ったことによって、「戦争が終結する可能性」があります。
ロシア側としては、これ以上攻める理由は無くなるので、後は守るのみになります。
勿論、欧米が反撃を仕掛ければ、今後も戦争が続く可能性がありますが・・・。
プーチン大統領が、守るために核兵器の使用も辞さない構えなので、欧米側も慎重にならざるを得なくなります。
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【アメリカの真意】
元々「武器を売って利益を得ること」が目的で始めた戦争なのだから、戦争さえできれば良い・・。
ウクライナの4州がロシアに取られたとしても、別に構わない・・。
それにウクライナが焦土化した方が、本当は都合がいい・・・なぜならウクライナは資源と穀物の産出国なので、米国の商売敵だからだ。
世界に、米国産の資源や穀物を売って利益を上げたい。
ロシアに核兵器を使わせたくはないが、戦争は出来るだけ長引かせたいのが本音だ。
さて、どうするかな・・・・
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【ロシアの真意】
プーチン大統領が、西側から「狂っている」と思われているようだが、実はその方が都合がいい。
狂人で、何をしでかすか分からない、と思われた方が好都合だ。
元々ウクライナそのものを取る気なんか、初めから無い。
ユダヤ金融資本家などの侵略によって、ウクライナがロシアの脅威になってきたから、彼らを排除するために4州を押さえただけである。
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【親露の中国から日本への影響】
今回の露ウク戦争においては、中国は初めから親ロシアでした。
このことは現在、欧米の投資家たちに脅威をもたらして、中国への投資に対して及び腰になっています。
即ち現在、欧米諸国が中国への技術、資産の輸出制限を掛けて、人材の交流も困難になっています。
このことが、殆どの生産工場を中国に置ている日本企業の生産ラインがストップする事態を招いているのです。
そして、日本の経営者の懐に利益が入らない状態になっています。
この日本国内に海外より利益が入らないことが、円安を招いているとも言えるのです。
諸外国の経営者たちは、さっさと中国に見切りをつけて脱出の準備をしているところですが、日本の経営者は他国に比べて動きが大変鈍く、準備が滞っています。
相変わらず、日本はなかなか次に進まないのです。
だから、諸外国からの日本への投資も滞っているのです。
だから円安だけが進むのです。
このことから分かるのは、
*中国は大分弱って来ているということです。