チャネリング 社会情勢

宗教の存在意義(2022年8月25日)

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現在、巷では宗教による社会への害が問題となっています。

現代の宗教には、どんな存在意義があるのでしょうか?

宗教の教義とは、本来は社会を上手に循環させるために必要なものでした。

その時の社会情勢によっても様変わりするのが宗教の特徴ではありますが、元々は、自力では生活していけない者の受け皿であったり、社会福祉、教育を担うものでもあったのです。

特に皆が共有することによって、個人にとっても社会にとっても有益な教えであれば、積極的に共有させる必要があります。

しかし、そのような教えは唯物論的な思考、つまり自分だけの損得を考えていては、決して実行できないものばかりです。

「困っている人がいれば積極的に助けましょう」

「弱い人はできる限り守ってあげましょう」

「盗み、暴力、悪行をしてはなりません」

これらの教えは、自分の得だけを考えるなら、一切守る必要はありません。

しかし、これらの道徳を皆が破るようでは、国がどうなるかは自明の理です。

警察や軍隊などの組織的な権力で、反道徳的な反社会的なもの押さえつけることはできるかもしれませんが、無理に押さえつけたとしても問題が根本的になくなることはありません。

全員とは言いませんが、自分の利益のことしか考えられない人間は多いものです。

そのような短絡的な人々に、何が正しいかを教えるためには、

「こうすれば最終的に回りまわってあなたは得をしますよ。」と難解な理論を教えるのではなく、

「いつもあなたを神様が見ています。もしも罪を重ねれば神罰が下りますよ。」と教えを説いた方が分かりやすいのです。

そして現在の日本社会では、守るべき道徳や教義は消え去り、移民が増え、

他者を顧みずに個人の利益を最大限に追求することが許される社会へと様変わりしてきています。

この「いびつな個人主義」が現代の日本社会を破壊しつつあります。

現代では、宗教が様々な方便や洗脳、搾取のために利用されていますが、本来であれば宗教は、短絡的で知恵の足りない人の知恵を補う役割を担っていたのです。

洗脳と言えばそれまでですが、洗脳された方がより良い豊かで、安全な社会で暮らしていけた時代があったのです。

西洋でも日本でも、皆が安全で、幸せに生きていけるように、「犯罪を犯す悪人」を洗脳して無害化して来た歴史があったのです。

現代人も「個人主義という名の教義」に洗脳されていますから、他の洗脳を一方的にバッシングしたとしても、同じ穴のムジナの可能性があると言えるでしょう。

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