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その⑧ 拝金主義に毒された日本の未来、どうすれば豊かになれるのか(2022年4月19日)

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その⑦」で団塊の世代の一部の企業人が、贅を尽くして次世代に継承すべき資産を散財してしまったことを説明しました。

ではなぜ団塊の世代がそんな傾向を持ってしまったのか・・彼らはどこから来てどこに向かうのか・・彼らの作り上げたカルマとはどんなものなのか・・について解説します。

団塊の世代に生まれ育った人たちは、戦後の新しい教育を受けた人たちです。その教育とは進駐軍からもたらされたアメリカの個人主義です。

戦後、日本全体が教育によってアメリカナイズされました。その教育とは学校の教育のみならず、テレビ、新聞、書物、演劇、芸術、学問全般のすべての分野に渡っていました。

そして日本人全体が、老いも若きも再教育されたのです。そうやって日本人の気質が変わってしまい、国家に尽くすことは愚かなこととされて、皆が自由と豊かさを求めて自己の利得を最優先する時代に移っていったのです。

この時代に生を受けた団塊の世代の魂は、実は個人主義のアメリカからやって来た魂が多かったのです。

つまり団塊の世代の人は、前世はアメリカ人だった人が多かったということです。

それ以前のアメリカは、欲得の強烈な個人主義が主流で、その利得の争いによって大勢の人が犠牲になって亡くなっています。

そして自分が持っている渇望(渇愛、タンハー)を十分に人生で発揮できずに亡くなると、それが恨みとなって残り、十分発揮できるところに再び生まれ変わることになるのです。

丁度その頃の日本は、敗戦後の瓦礫の山から出発して、右肩上がりに爆発的な進歩発展を遂げる時期に入っていたので、まさにその渇愛(タンハー)が発揮できる絶好の環境だったのです。

この団塊の世代の中の特に欲に溢れる人たちは、言ってみれば他人の物をむしり取る意識が大変強い人たちです。

悪い言い方をすれば、人を蹴落として、人から搾取して、人を利用して成り上がろうする意識が強い人たちです。

そして、次世代を育ててその礎になろう等という利他の心が皆無で、次世代に残すべき富まで我が物にして、いわば食い逃げの勝者となることに快感を感じるカルマを持っているのです。

日本は現在、この世代の強烈な散財による衰退期に入っており、又アメリカにもかつてのような豊かさは残っていません。どちらの国も今後は爆発的な成長は見込めず、とにかく人の物であろうとも構わず利得を貪りたいような渇愛が発揮できるような環境は残されていないため、今後アメリカや日本に生まれ変わることは難しくなるでしょう。

またそもそも人として生まれ変わるためには、人として役割を担えなければ必然的にチャンスは与えられません。その役割とは次世代を育めるかどうか、ということです。次世代の分の富までを喰らいたい魂は、この人としての役目を果たしたくはないでしょう。

団塊の世代の中の最も強烈なタンハー(渇愛)を持っている人は、次世代に対して「お前らは俺らに富を喰われた惨めな敗者だ!俺らは逃げ切った勝者だ!ウハハ」という悪辣な意識を持っているようです。

この意識の状態が最も近い生物は、言うのも憚られますが、「害虫」でしょう。

人の残飯だけでなく人の体や死骸まで貪り食うノミ、ダニ、蛆虫、ゴキブリ等の欲の傾向が、彼らの渇愛(タンハー)とピッタリ合致します。

害虫の渇愛(タンハー)を持っている魂は、害虫に生まれることでしか、喜びを感じることが出来なくなります。

この渇愛(タンハー)を持ったままでも人間社会でそれが必要とされる時が来れば、人として生まれ変わることが出来るかもしれません。そういう時とは、弱肉強食の戦国時代か、紛争地帯のどちらかです。

この米から伝わった強烈な個人主義者の世代が居なくなった後に残されるのは、富を吸い取られた後の不毛地帯です。悲しいかな今まさに日本が、そうなりつつあるのです。

この不毛地帯に残されてしまった若者たちは、これからどうやって豊かな人生を築けばいいのでしょうか?

日本人の若者の今後の生き方については、その⑨で述べます

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