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ウクライナの悲運とロシア(2022年3月2日)

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ウクライナは地政学的に西洋、中近東とアジアがクロスした地域にあり、肥沃な土地で資源も豊富なので、古来より戦争の絶えない地域です。

本来は安定した国が存在できないような条件の土地柄なので、近年国家として安定していられたのが奇跡のような紛争地域なのです。

この安定を確保できたのは、西洋とロシアの間で上手くバランスを保ちつつ交易していたからに他なりません。

しかしこのところ、コロナ禍もあり、ウクライナに目を付けた外国の投資家たちが、土地、資源、産業をお金に物を言わせて私物化し始めたのです。

そしてウクライナの一部の人たちもお金に目が眩んで、西洋諸国に国の重要な土地や資源、産業を売り払ってしまったのです。

ウクライナは、元々ロシアと交易をしており、歴史を遡ればロシアから搾取をされていた面もあるのですが、ロシアよりも高い金額を提示した西洋諸国になびいてしまい、ロシアに必要な物資が回らなくなりました。

ウクライナの一部の人々は、資本主義の影響を受けてお金儲けに走り、中立によって国家の安寧を保ってきた自国の保身術を忘れてしまったのです。

暫く戦争が無かったので、平和ボケしたとも言えるかもしれません。

ロシアは、この状況に対して大変危機感を募らせたのです。自分たちの生存権を西洋諸国の投資家たちから脅かされていると感じたのです。

このまま指をくわえて見ていれば、自国が立ち行かなくなる可能性すらあると判断したのです。

ロシアから見ると資本主義者(投資家)による社会主義国家に対する侵略行為と感じられたのです。

ロシアにとっては、ウクライナが自国の資産をお金のために西洋の投資家に売り払う行為は、元社会主義国家だったウクライナのロシアに対する裏切り行為に見えるのです。

ロシアから見たウクライナ侵攻という悲劇の原因の一つは、ウクライナがロシアを軽視したことにあるのです。

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