チャネリング 仏教と瞑想

【マインドブロック】習慣を変えられないカルマと向き合う

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今は激動の時代です。

古びた風習や習慣を頑なに守っていると、新しい時代から取り残されてしまいます。

心のどこかで、変わらなければならないと思っていても、心機一転して新しいことを始めたり、今までの悪い習慣を大きく変えることは、なかなかできないものです。


例えば、今まで紙を使っていた仕事を、明日から突然パソコンで行うとなると大変です。

明日から突然、FAXの使用は禁止、全てEメールで連絡を取ることになると、強い抵抗感がある人もいるでしょう。

新しくブログを書き始めたり、新しい勉強を始めるなど、今まで続けてきた習慣を新しいものに変えるというのは、なかなか難しく、強い抵抗があるものです。

このような心の堰(こころのせき・変わることに対する抵抗)は、スピリチュアルでは「マインドブロック」と呼ばれます。

人間は、今までの習慣を大きく変えられることに、強い抵抗を感じます。

今までずっと慣れた方法で上手くいっていたのだから、面倒くさい、動きたくない、変えたくない、と思ってしまいます。

しかし、これこそが習慣を変えられない原因で、これはカルマになっているのです。

日頃から自分の運が良くない、人生が上手くいかないと感じるならば、是が非でもこのカルマを変えなければならないのです。


変えた方が良いこと薄々わかっている。しかし、心のブレーキが働いて変えることができない。

一体なぜ、こうまで今までの習慣に拘ってしまうのか?「執着」してしまうのか?


我々は、どんな行動であれ、どんな習慣であれ、初めのうちはそれが「最も良い行動」だと思うので選択し、上手く行くので習慣として身につけてきました。

しかし、裏を返せば、自分の価値観に反する行動をとる人を、心の底では責める気持ちが湧き起こるものなのです。


人には、自分の価値観に合わない行動をする人や、悪いと思われる事をする人を、少なからず責める気持ちがあるのです。

知らず知らずのうちに、他者の行動や価値観を一方的に非難しているのです。


その心癖を長年かけて自分の魂に蓄え続けた結果、いつの間にか自分に対しても、価値観に反する行動を取ることにブレーキをかけるようになってしまいました。

自分自身が他者に対して飛ばしていた「心の刃」が今度は新しい行動をしようとする自分自身に突き刺さるようになるのです。


そう、今までの古い習慣を変えられない理由は、実は新しい習慣を身につけようとする自分自身を非難しているからなのです。

心のブロックやブレーキが働くせいで、新しい習慣を身につけることができない理由はここにあります。


人間というのは誰でも自分が大切なので、自分を肯定するために自分とは相いれない他人の在り方や行動を、本能的に批判してしまう癖があります。

しかし、心の底で他者を非難した分だけ、同じような立場の自分自身に対しても刃を突き立てることになるのです。

このような自分の念(心)の状態をしっかりと知ることが、自分自身の運命を好転させるためにはとても大切なのです。

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