人は死後どうなるその4「霊界で動物になる人と地獄に行く人」
自殺の原因は人によって色々ですが、日本においては人間関係における消極的自殺(追い込まれた自殺)が大半です。
追い込まれた自殺の場合には、必ず追い込んだ相手が存在します。
実は両者はお互いに依存している関係で、頼り合わなければ生きていけない人間関係です。
一方が他方から利得を得ているにも関わらず、受けた利得に見合った何らかの当たり前の返済をしないことを続けることで、
片方ばかりがエネルギーを吸い取られることになり、遂に生きていけるエネルギーがなくなり自殺に至るのです。
弱い方の立場の人間が、強い側から一方的に搾取され続けた結果と言えます。
こういう場合は、結果として大きなカルマを積むのは、実は自殺した側ではなく、自殺をさせた側になるのです。
自殺をさせた方は、恩を受けたことに対する当然のお返しをするチャンスを永久に失うことになります。
カルマはエネルギーの計算なので、大きな負債は必ず返済して±ゼロ(負債ゼロ)にしなければ、そのカルマに手足を縛られることになります。
さらに自分の負債だけでなく、自殺をした人が抱えていた社会的責任というカルマまで背負わされてしまうことになるのです。
このことは、「生物の命を奪ったものは、その生物が抱えていたカルマのエネルギーを自分自身に取り込んでしまう」という法則によります。
皮肉なことに、自殺をすると当人は真っ暗闇に留まるといわれていますが、自殺をさせた方はもっと漆黒の人生に追い込まれることになるのです。
自殺した人は、霊界においても更に生まれ変わっても、自殺したカルマによって身動きが取れない状態になることは本当です。
自殺者は、相手からエネルギーを取られっぱなしでこの世を去ったので、エネルギーを取り返して±ゼロにせざるを得ないカルマの枷(かせ)が発生しているのです。
このカルマからは、「一方的に搾取する相手に、当然の社会的負債(責任)を背負わせる」という宇宙からの使命が発生するのです。
追い込まれた自殺というのは、他者の借金を一方的に肩代わりをさせられた、ということに等しいのです。
だから宇宙からの使命によって(カルマの作用よって)
自殺をさせた人(自殺に追い込んだ人)の子孫に生まれ変わって、追い込んだ当人か子孫に大変な迷惑をかける(祟る)ことになります。
祟(たた)ることに依って自殺した側のカルマは解消され、自殺させた側の借金も返済されます。
祟られる人は一方的に搾取する行為を繰り返しているので、祟られる立場になります。
祟られたくなければ、自分自身を振り返って行動を慎めば祟られることは無くなります。
すべて自分の心がけ次第です。