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霊眼を開くと視える世界【幽霊の見え方】その4

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霊に憑かれやすい人について

実際には、普通に日常生活を送っている人が、不幸にもとつぜん霊に憑りつかれる、という事故は、あまり発生しません。

一般に霊は、物質世界には介入することが出来ないので、物質である生きている人間の肉体にも、影響を与えることはできないのです。

すなわち、霊に憑かれる人には、霊が触れることのできる何らかの取っ掛かりがあるということです。

では一体、霊は何に憑りつくのでしょうか?

まず先に挙げたように、特に感情のブロック体である邪念が強い人の場合は、霊に非常に憑りつかれやすくなります。

何故なら、邪念というものは霊にとっては、人にとっての物質と同じだからです。

自分が彷徨っている時、そこに掴める岩があるのです。ならば、岩を掴まない理由はありません。霊にとっては邪念は物質そのものに見えるのです。

また、霊と縁がある場合、つまり霊が持っている未練や執着と極めて似通っている意識を生きている人自身が持っている場合は、意識を同調することで憑りつくことができるようになります。この場合は、どちらかと言えば磁石で引きあっている、という認識のほうが近いでしょう。

このケースの場合、複数の霊がたくさん折り重なって憑依しているということもあります。

当然、本人が受ける影響も比例して強くなるでしょう。

最後に、人が自ら霊界に焦点を合わせている場合です。

霊を視るということは、その人の意識そのものが霊の世界に降り立っている状態と言えます。

実際に霊界に同調しすぎて困った時には、焦点を合わせないように波長を調整すればいいのですが、焦点をずらす方法が分からない場合は、ちょっと困ったことになります。

そんな人は常に幽霊や妖怪の影響を受けるため、私生活に強い混乱をきたすようになってしまいます。

目の前にあるものが幽霊なのか、物質なのか、判別がつかない状態まで進んでしまうことがあるかもしれません。

こうなると、日常生活を送るためには除霊の力を得ることが必要になるかもしれません。

古来より、日本人では「祓う」ことの重要性を理解していました。

このような場合は、物質的にも霊的にも、「祓い清める」ことを心がけましょう。

現代科学を信奉する人ならば、この世界に注目することはまずないでしょうし、普段は存在を意識することさえないでしょう。

なので、安心してください。普通の健康な人にはほとんど縁のない世界です。ただし、強い負の感情に支配されていたり、異常に不健康な生活を続けていれば、その限りではありませんが。 (たとえ影響を受けていることが分かっても、たぶん普通の人は意に介さないでしょう)

霊眼を開くと視える世界その5に続きます

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