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地獄へ行くほうが実は幸福になれる?【天国は地獄だった?】

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あまりにもきれいすぎる水には、魚は棲むことができません。

清潔すぎる水の中では、魚が生きていくために必要な酸素や、様々な栄養が不足してしまうためです。

むしろ、泥水の中ほうが生き生きと活動できる生物は数多く存在しています。

世の中には、清流を好む魚ばかりではないように、生きているにしろ、すでに霊魂になっているにしろ、自ら進んで地獄へと飛び込んでいく人がいます。


自ら進んで地獄に飛び込んでいくなんで、一見すると、正気の沙汰には見えません。

そんなことはあるはずないでしょうか?

しかし、実際に、世の中を見渡してみれば数多くの人が自らの意志で地獄へ飛び込んでいきます。

おかしな集会に参加して多額の金銭を払わされつづけたり、暴走族などの危険行為にのめりこんで命を失いかねない事故を起こしたり、ギャンブルで大枚をはたいて破産したり、危険な恋愛にのめりこんで全てを失ったり・・・

これらは極端な例ですが、しかし、それでもあえて地獄に飛び込んでいく人というのは数多くいるものです。

彼らは、なぜ自らの意志で地獄へ飛び込んでいくのでしょう?その理由はカンタンです。

なぜなら、そのほうが幸福だからです。


例えば、大金持ちで人徳あふれる人たちのグループと、常に世の中に不満を訴え続けている冴えない人たちのグループ、あなたならどちらのグループと付き合いたいと思いますか?

一般的な価値観で答えるなら、当然大金持ちで人徳がある人たちと付き合うほうが良いに決まっています。

しかし、実際には全員が前者を選ぶとは限りません。なぜなら、その人は前者を選んでも幸福にはなれないためです。


理由は様々でしょう。

今まで自分が付き合ってきた人たちと差がありすぎて落ち着かない、金持ちに対して嫌悪感が強いから付き合いたくない、もしくは人徳がある人たちを単に恨んでいたいのかもしれません。

その環境で解消しなければならないような因果(カルマ)を抱えている人たちも、同様の選択をするでしょう。

そのような人たちにとっては、金持ちグループに仲間入りをして満足に過ごすよりも、不平不満を常に口にし続けて金持ちを攻撃したほうが幸せかもしれません。



人間は、損得勘定よりも何よりも、自分のアイデンティティや信念が壊されることを嫌うものです。すなわち、自分の持っている生きるための目的が達成できるほうの道を、人は自然に選択するのです。



根本的なことを言えば、天国、地獄、というのも、単なる環境の違いにすぎません。それは人間の一元的な解釈でしかないのです。

あなたは鬼教官がいる学校と、とても優しい教師がいる学校、どちらを選びますか?

単純に考えてみると鬼教官に指導してもらうほうが地獄でしょうが、もしかしたら、鬼教官に指導してもらったほうが、自分の才能が飛躍的に伸びるかもしれません。

それを自分で意識していて、何を差し置いてでも成功を手にしたい人は、当然鬼教官に指導してもらうほうをより望むでしょう。


霊的世界でもこの原則は変わりません。自分の目では一見するとただの地獄にしか見えない環境も、当人にとっては居心地が良いということが往々にしてあるです。

だから、自ら進んで地獄へと飛び込んでいきます。
これは誰にも止める権利はありません。


それぞれの境地によって、その場所は天国にも地獄にもなります。

霊的世界をより正しく知るためには、自分の持つの価値判断基準をも正しく知る必要があるのです。

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