飲食店は、絶対に無くならない業界と言えます。
その発生は戦争の補給班が原型です。
戦場の兵士に食事を如何に効率良く補給するかがその大元です。
そのためには、手頃であることと、利便性が高いことがものを言うのです。
現代においては、人の流動に乗れるかどうかがポイントです。
もちろん味は大切ですが、それのみでは直ぐに飽きられてしまいます。
あらゆる方面から見て如何に手ごろかがポイントです。
①店の場所が分かり易く、行き易く、入り易いこと
②居心地が悪くないこと(店構え、雰囲気)
③満足できる味で値段が高すぎないこと
この①②③が、バランスしていることが、容易に利用できるかどうかの判断基準です。
つまり、食べるまでのハードルがどれだけ低いかで利便性が決まります。
ハードルが高いとお客に色々と考えさせる(エネルギーを使う)ことになるので、考えなくとも安心してお店に入ることができるのが、ハードルが低いことになります。
そこに集まる人(客層)にとって高すぎても安すぎても売れません。
奇をてらったものは一時的に時流に乗って売れることがありますが、長続きはしません。