巷に出ているチャネリングの書籍を見ますと、チャンネルの対象は神仏、聖霊、地球自身、宇宙存在などありとあらゆるものがあります。
その対象はどうやって決まるのですか?また本当に正確なのでしょうか?
【答え】
チャネリングの対象は、チャネラーの無意識下における世界観を反映したものとなります。
また、チャネラーの中には、その世界観が妄想の域を出ない場合もあります。
その時は、チャネラー自身の妄想にチャネリングをすることになります。
このような場合は、妄想におけるチャネラー自身の隠された願望や衝動から情報を受け取ることになるので、役に立たないどころか、危険ですらあります。
でも当の本人は、神仏や聖霊にアクセスしていると思い込んでいるので厄介なことになります。
ですからチャネリングが出来ると豪語しているチャネラーの言うことを全て鵜吞みにするのは大変危険です。
特にチャネラーが自分の言うことをなんでも信じることを強要してくる場合は、疑ってかかった方が賢明です。
チャネリングにおいて、チャネラーが最も大切にしなければいけないことは、自分が得た情報を冷徹に分析して偏らない正確な判断をすることです。
つまり、優秀なチャネラーとは視野が広く冷静で、観察力に優れ、偏らない判断ができる人です。
ですから、チャネリングが崇高なものだと誤解しているチャネラーは、受け取った情報を鵜吞みにして観察と分析を止めてしまうので、偏った判断の情報を受け取ることになります。
受け取った情報の観察と分析を怠るということは、具体的に言えばテストの問題用紙を渡されてから冒頭の数行だけを読んで答えを決めてしまうようなものです。
この場合のチャネリングとは、道で偶然に出会った一般人の意見を聖霊の意見として妄信するようなものになります。
ですから、チャネリングの情報の正確さは、チャネラーの分析能力に正比例します。