チャネリング 社会情勢

安倍晋三元首相 襲撃事件が語ること(2022年7月8日)

↓毎日クリックありがとうございます。

【質問】

安倍晋三元首相が、選挙応援演説中に襲撃されて亡くなるという、大変衝撃的な事件が発生しました。

日本の代表的な力の有る政治家を失って、残念でなりません。

これまでの氏の功績に対して感謝の念を捧げますと共に、心よりご冥福をお祈りいたします。

今回の襲撃事件は、日本の要人が一般人(?)より狙われて殺害されるという、今までにない深刻な事件です。

この事件は、今後の日本の治安に暗い暗示を与えているように思います。

この事件から日本のどのような未来が見えるのでしょうか?

【答え】

安倍氏の襲撃殺害事件は、行き過ぎた個人主義が原因である、という解釈が成り立ちます。

個人主義が行き過ぎて一般人が過剰な権利を持つと、何をしようと全く自由になる側面があります。

もちろん、加害者になれば、それに見合った刑事罰を受けなければなりませんが、それさえ果たすなら、何でもしていいことになります。

こんな傾向の人々が、今後日本で増える可能性があります。

それでは、今回の犯人のように、凶行に走るしか手段が無い、と思い込んでいるような人が、何故出現するのでしょうか?

・・・・・・・・・

【行き過ぎた個人主義の結果】

現在の行き過ぎた個人主義が、人間同士の食い合いを加速させて、他人をどれだけ杜撰(ずさん)に扱っても、また扱われても、全て自己責任で片付けられてしまう社会を出現させてしまったといえます。

社会のセイフティネットが機能していないのです。

誰かが追い詰められていると感じて、凶行に走るしかないと決断したとしても、全て自己責任で片付けられてしまうのです。

自己責任ということは、自分が犯した罪を場合によっては死刑、無期懲役 等で償わさせられる、という意味です。

言い換えれば、自己責任の下であれば、どれだけ世の中に混乱をもたらす凶行を働いても構わないことになるのです。

犯人が、自分の命と人生を掛けさえすれば、何でも許されてしまうことになってしまいます。

こういう社会では、治安がどんどん悪くなっていきます。

国家が国民に責任を取らず、国民も国家に対して責任を取らない関係と言えます。

国家が国民に対して責任を取る関係とは、国民の行動をある程度制限しながら福祉を充実させて、社会のセイフティネットをしっかりと確立することです。

それに対して、行き過ぎた個人主義の社会においては、やがて武装しなければ自分を守れなくなります。

ちょうど米国が現在、そういう状態になっています。

国民に対する国家の責任感の欠如が、簡単にテロを起こせる国を作ってしまうと言えます。

そして、そういう国家を作ってしまったのは、国民の行き過ぎた個人主義が原因になっていると言えるのです。

-チャネリング, 社会情勢