名門投資銀行、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、メリルリンチなどの世界的金融機関グループは、常々国際為替相場を動かして大儲けをしています。
今回もウクライナ侵攻を巡って、先進国がロシア経済に封鎖を仕掛けたことによるルーブル暴落に乗じて、ルーブルの大量買いに走り、その後にルーブルが持ち直したため短期間で莫大な利益を上げています。
一方日本は、米国に従ってルーブルの取り扱いそのものを禁じたために、日本の投資家たちは、ただ指をくわえて見ているだけになりました。
モルガンスタンレー等の投資家たちは、いつも莫大な利益を上げて大金を動かしていますが、彼らは何故こんなに儲けることが可能なのでしょうか？
以前知恵者から、「お金を稼ぐ人は、社会のゴミ（物理的、精神的な）を処理する能力が高いことで、社会に役立っているから」だと学びました。
それでは、このような投資銀行グループは、何のゴミを処理しているのですか？
また、儲けるお金の使い方は、社会にお金を循環させることだと、学びましたが、彼らはお金を循環させているのですか？
【答え】
その答えはシンプルなものになります。
「彼らは、大金を持たせるに相応しいから」なのです。
彼らは、大金を持っている大金持ちです。大金持ちは大抵、投資で得た利益をこれから伸びると思われる分野に再投資するものです。彼らはこういう形で、経済活動の循環に貢献しているのです。
沢山お金を持っているお金持ちは、自分自身がさらに伸びるために成長分野に投資しますが、
もし、貧乏な人が大金を持つとどうなるか・・・・多分、日ごろ出来ないことに思いっきり使うことになるでしょう・・・例えば一時的、享楽的なことに浪費する等・・・そうなると享楽的な分野が活性化することになりますが、享楽的な分野で稼がれたお金は、カルマ的に享楽的な分野にしか使えないのです。
つまり、享楽的な分野に使われたお金は、経済活動を活性化させたり、利益を循環させるような事には使われ難いのです。
こういうことからお金持ちのお金の使い方の方が、経済を循環させて全体の役に立っていることが分かります。
だから投資家のようなお金持ちの人々のお金の使い方は、世の中に役立つので、お金を持たせるに相応しい人々だ、ということになります。
つまり、お金を沢山稼げるカルマを持っていると言えます。
