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コロナオミクロン株「ステルス オミクロン」と「デルタ オミクロン」の今後(2022年2月18日)

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【質問】

 現在、コロナオミクロン株が変異した「ステルスオミクロン」と言われる新種の株が、日本でも見つかり始めました。

今後、コロナ感染の傾向はどうなるでしょうか?

【答え】

ステルスオミクロン株はオミクロン株よりも増殖力、並びに毒性がかなり上がっています。

日本人には、コロナウィルスに対する遺伝子的な耐性があるため、欧米並みに拡散する可能性は少ないですが、今回のステルスオミクロン株は、既存の検査やワクチンをすり抜けやすい可能性があるので、今までの株よりも影響がはるかに大きくなる恐れがあります。

単純な毒性の比較では、今までのオミクロン株よりもおよそ1.5倍に増強している可能性があります。

一方、デルタ株とオミクロン株のミックス株である「デルタオミクロン」も現在世界で拡がりつつありますが、しばらくは欧米で猛威を振るうことになるでしょう。

「デルタオミクロン株」に関しては、日本人にはデルタ株そのものの耐性を持つ人が多いこともあり、日本人に広がることはあまりないでしょうが、国内では現在のオミクロン株が「ステルスオミクロン」に取って代わって広がる可能性があります。

「ステルスオミクロン」に関しては、悲しいことに「ただの風邪」では済まされない症状となる人が一定数出るでしょう。

また、毒性がかなり強まっているので、従来のオミクロン株とは違って、遺伝子的耐性の無い国内の外国人だけでなく、日本人にも犠牲になる方が今まで以上に出る可能性があるので要注意です。

コロナ第6波から間髪を入れずに第7波が来ることが大変危惧されます。

経済活動を止めることはできませんが、油断しないように万全の対処をした方が良さそうです。

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