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ショパンコンクールから学ぶ-なぜ優秀なピアニストが皆海外に出るのか?

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2021年のショパンコンクールで久々に日本人の反田恭平氏が2位、小林愛実氏が4位に入賞しました。

まれにみるハイレベルの激戦の中で快挙です。

今まで個性が無いと言われ続けて国際舞台で中々アピール出来なかった日本人の演奏が、大変個性的な輝きを放ったコンクールでした。

本選まで残った日本人は皆それぞれ申し分のない演奏で、本来ならば入賞しても良いような方ばかりでした。

彼らはほぼ皆海外で勉強した人ばかりです。

海外での勉強によって磨かれてきた演奏です。

日本国内の音楽教育と外国の音楽教育には根本的などんな違いがあるのでしょうか?

【答え】

日本の音楽大学のトップに立つ人には野心的な人が少ないと言えます。

野心的な人とは、地位や世間を気にせずに突っ走る人のことです。

トップに立つ人は地位に執着し易く、自分が先陣を切って新しい音楽を作ろう等という気概を持ちにくいのです。

このような事から日本の若い音楽家たちは、日本の大学や教師たちを見放している・・とも言えますし、

日本で大学崩壊が始まっている・・とも言えます。

日本における「間違ってはいけない」という強迫観念が音楽の個性を潰して発揮できなくしているのも事実です。

コンクールの審査員自体が強烈な個性の持ち主が多いので、アピールするためには上回る程の個性が必要だということです。

そのための最も効果的な方法が海外で学ぶということです。

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