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因果応報とは何ですか?

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因果応報とは善行に対する果報や、悪行に対する罰則ではありません。

自分の選択と行動の結果によって自分自身に返ってくる現実のことを言います。

因果応報を考える上で最も重要なことは、行動の隠された意図です。

意図次第で、返ってくる現実が良くも悪くも変化します。

時には善行を行っても、悪いことが返ってくることがあります。

この場合は、善行を行っているつもりでも、一方的な思い込みで相手にとっては迷惑の場合や、表面上は善行に見えても、本人も気づかない悪意の意図が隠されている場合があります。

また、行動と結果には常にタイムラグがあるので、良いことをしても直ぐにいい結果が受け取れるとは限りません。

また世の中には悪事を働いているのに、なぜか世間を要領よく上手く渡っているように見える人もいます。

この場合は、悪いことをしているように見えますが、実は社会の役に立って必要とされている可能性があります。

またその人は、その果実を得るために人知れず対価を払っている(何かを犠牲にしている)可能性すらあります。

以上が宇宙の法則による因果応報の話でしたが以下は法律に基づく因果の応報についてです。

一般に、人や動物を殺しても自分自身が殺されるわけではないので、自分の行いがそっくりそのまま自分自身に返ってくるのではないことが分かります。

しかし、人を殺せば犯罪者となり場合によっては死刑になることがあります。

また、屠殺者が豚を殺しても豚に殺されることはありませんが、人間社会に弓を弾くと(犯罪を起こすと)相応の制裁を受けることになります。

この場合は宇宙の法則などではなく、人が作った社会の規範(法律)による因果応報です。

結果として、人は宇宙の法則による因果応報だけでなく、人が作った法律で裁かれることによる因果応報も受け取らなければいけません。

法律にはかいくぐりや漏れがありますが、宇宙の法則による因果応報には例外がありません。

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