【答え】
「愛」とは実は、「自己の認識の範囲内に相手を収める」ということです。
この「認識」とは「物事に対する理解、解釈」であり、人によってそれぞれ異なるもので、その広さもそれぞれ違います。
「愛とは自己の認識の範囲内に相手を収める」ことなので、その人を愛するためには、相手が自分の認識内から逸脱する場合は、認識内に収まるよう強要することになります。
認識の範囲とは、自分自身の渇愛とカルマによって歪められているものですが、その範囲内に相手を無理に押し込めなければ愛することができなくなります。
だからこの範囲を逸脱して収まり切れない相手を虐待したり殺害するようなことが起こります。
だから相手を愛したいがゆえに…愛せるように…愛するために強要したり、虐待したり、果ては殺害まで起こすことになるのです。